OASIS NEWSをお届けします!
*******************もくじ*******************
1.多言語による防災情報サイト
2.最近の機構定期検査でよく問われるポイント➀
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【1.多言語による防災情報サイト】
令和6年能登半島地震により被害に遭われたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
弊組合内にも、地震発生時に石川県に滞在していた者がおり、その体験を聞く中で、➀災害時に正しい情報を得ること、②情報をもとに速やかに安全な場所へ移動すること、③日頃から家族や職場で災害時にどう動くかを話し合っておくことの重要性を改めて感じています。
実習生や特定技能外国人にとっては、災害時に日本語で正しい情報を選び取ることが難しい場合が多いかと思います。気象庁の災害情報ウェブサイトや、観光庁のアプリSafety Tipsでは、弊組合の実習生・特定技能外国人のすべての母国語を含む14言語で最新の災害情報を発信しています。下記URLに、ダウンロード・印刷してそのまま外国人材に配布できるリーフレットがありますので、ぜひご活用ください。
災害情報アプリのQRコード付きリーフレット:
https://www.bousai.go.jp/kokusai/web/index.html
※インドネシア語、タガログ語、ベトナム語、中国語、ネパール語等、14言語に対応。
ダウンロード・印刷してそのまま外国人材にお渡しいただけます。
併せて、もしも地震や津波が発生した場合の約束事について、在籍の実習生や特定技能外国人のみなさんとよく話し合っておいていただけますと幸いです。
【2.最近の機構定期検査でよく問われるポイント➀】
外国人技能実習制度では、各実習実施者に対して3年に一度、外国人技能実習機構(以下、機構)による定期検査(実地)が行われます。最近の定期検査でよく問われるポイントのひとつに、《年次有給休暇の取得状況に関する確認》があります。
《年次有給休暇について注意したいポイント》
労働基準法の改正により、2019年4月以降、有給休暇が10日以上付与される従業員に対して、年間5日間以上の有給休暇を取得させることが企業の義務となりました。違反の場合には、当該従業員1名あたり30万円以下の罰金が企業に科せられます。
機構の定期検査では、実習実施者が保管する「年次有給休暇管理簿」を確認します。
《機構定期検査におけるチェックポイント》
・各実習生の有給休暇取得状況を年次有給休暇管理簿に記録し、過去3年分保管しているか。
・各実習生が、年間少なくとも5日の有給休暇を取得しているか。
※実習生から有給休暇の取得希望がなく、取得状況が年間5日に満たない場合は、
企業から実習生に対して有給休暇を取得するよう指示・調整する必要があります。
有給休暇や取得状況の管理についてご不明な点がある場合は、初歩的な内容でも結構ですので、お気軽に弊組合の各企業担当までお問合せくださいませ。
年次有給休暇に関する参考資料(厚生労働省):
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/dl/140811-3.pdf
年次有給休暇管理簿(厚生労働省):
※ダウンロードして使えるエクセルファイルの様式です。ご活用ください。
https://jsite.mhlw.go.jp/fukui-roudoukyoku/content/contents/000394831.xlsx
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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