こんにちは！オアシスで3日間インターンをさせていただきました、大学2年生の加藤です。
最終回の第3回は、千葉県富里市の吉田牧場さんの元を訪問させていただきました！
お母さんのようなあたたかい雰囲気の社長で、実習生の立場を考えて気配りされている様子が印象的でした。
なかなか厳しい状況の中にあって、経営面でのご苦労と実習生に良くしてあげたいという気持ちとの葛藤を抱えていらっしゃるように感じました。外国人技能実習制度にはまだまだ整っていない部分がたくさんあり、日本の企業側の厳しい現状まで考慮されていなかったり、外国人技能実習機構による監査も各業種についてしっかり把握できていなかったりすることが大きな問題だと感じました。もっと政府による支援体制を充実させることによって技能実習制度の質を高めていくことができれば、より多くの企業に余裕が生まれ、トラブルも減っていくのではないかと思いました。政府に企業の声を届ける必要性を実感しました。
フィリピンの実習生のお家にもお邪魔しました！
みなさん仲が良く、和気藹々とされていました。笑顔の素敵なホスピタリティ溢れる方たちで、楽しい時間を過ごさせていただきました。
やはり大変なのは日本語だそうです。どこの実習生の皆さんも、1番に大変なこととして挙げるのが日本語でした。また、皆さんに共通していたのが、日本人の友達が欲しいけれど日本語に自信がないから恥ずかしい、難しい、とおっしゃっていたことです。仕事も忙しいし、仕事以外のコミュニティを作るのは難しく、出会いが限られてしまうので、日本人と知り合う機会がそもそもないことも少し寂しいなと感じました。せっかく日本に来てくれたのだから、現地の日本人と知り合って楽しい思い出を一緒に作ってもらいたいです。言語の壁は全然乗り越えられると私は思っています。私たちが彼らから言葉を学ぶことだってできるから、相互に学び合って交流を深めていければいいなと思うし、日本語がうまくできないことをあまり気にしないで欲しいと感じました。
また、日本文化に戸惑うこともあるとおっしゃっていたので、日本語や日本文化に関する講習会を企画して、そこで日本人とも交流できるようにしたらいいんじゃないかなと思ったりしました。実習生の皆さんが、日本に来てよかった、と思えるように、職場以外で日本を楽しめる機会を提供することができればいいなと思いました。
