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# 受入れ企業の声
「日本で、社長のもとで良かった」と思えるように
2021.10.27
- 業種 型枠施工
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外国人技能実習生の受入れは初めてだと伺っておりますが、実習生を受入れてみようと思ったきっかけは何でしょうか。
まず、人手不足です。若い人がほしいというときに、親会社から実習生制度の話を聞き、「経験でやってみよう」「やってみないことには、大変なのかどうか、良いかどうかも分からない」と思ったのがきっかけですかね。
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実際に受入れてみてどうですか。
うちにきた実習生達は、真面目にやってくれていますね!まだ慣れていない事も多いですが、組合さんや学校が教育してくれているおかげかなと思っていますよ。
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ありがとうございます!仕事の現場で実習生の様子はどうですか。
僕らの仕事って難しいんですよ。日本人でも2年ぐらいは経験を積まないと一人前にはなれない仕事だけど、彼らなりに覚えようとしていますね。
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実習生達とコミュニケーションを取る際に、伝わりにくい事はありますか。
ある!現場って、毎日安全通路が変わるんですよ。昨日通れた場所が今日は通れないってことを朝礼で話しているんです。だけど、朝礼を理解しているかって言ったら、多分理解してないんですよね。朝礼って外国人向けの言葉で話さないじゃないですか。日本人が聞いても分かりにくい事もありますから。だから、朝礼の後で、「あそこはだめだよ、ここはだめだよ」と付け足したりしています。最近ニュースでも、建設現場で実習生の死亡事故が出てますけど、他人事じゃないと思いますし、安全の面は気を付けています。せっかく日本に来たのに、怪我でもして2-3か月入院とか、帰国となると本人も大変でしょうし。
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実習生達に「これだけは言いたい!」という事はありますか。
せっかく来たんだから3年間頑張ってほしいです。途中で挫ける事のないように頑張ってほしい!だけど、一番は「日本を好きになってほしい」ですね!会社としても精神的に追い詰めるような事はしたくないし、休みの日は遊びに出かけたりしとか。せっかく来たから、日本が嫌いってならなければいいかな。そして最終的に、「日本で、社長のもとで働けて良かった」と思ってくれたら嬉しいですね。