先日、仕事から帰宅したばかりの実習生たちを訪問すると、日本語で日誌をつけていました。仕事を始めて半年経つものの、職場で「指示されたことが正確に理解できるよう、日本語の勉強をもっと頑張ってほしい」と言われたこともあり、毎晩日誌をつけることにしたようです。ノートには、その日行った業務や、新たに教わった覚えるべきことが記されていました。
職場では指示を誤解し怒られることが多々あるとのことでしたが、彼らの日本語の筆記速度や「今年の目標は?」と尋ねたときの返答は、他の実習生たちよりも圧倒的に速かったです。帰宅後、疲れていても毎日その日の仕事を振り返ってノートに書くという習慣の積み重ねにより、日本語に触れている時間も仕事のことを考えている時間も、きっと他の実習生よりも長いからなのだろうと感じました。彼らの一年後、二年後が楽しみです。
日誌の習慣について、弊組合Facebookページでも実習生向けに紹介しました:
https://www.facebook.com/100070666697569/posts/239826505049571/?mibextid=BUZLm6